エミレーツ航空、機内で使用されるプラスチック製トレイやアイテムをリサイクルして新しい製品に生まれ変わらせる

同航空は新たなクローズド・ループ・リサイクル・イニシアチブを開始し、何百万もの機内アイテムが地元の施設で新鮮なすぐに使える製品にリサイクルされることになる。

エミレーツ航空は、新たなクローズドループリサイクルの取り組みを発表した。

この取り組みにより、プラスチック製のトレイ、ボウル、スナックやキャセロール皿などの数百万点の機内アイテムが地元の施設でリサイクルされることになります。 その後、すぐに使える新鮮な食事サービス製品に生まれ変わります。

エミレーツ航空は、6月5日の世界環境デーと#BeatPlasticPollutionのテーマに合わせて、6月以降、新しいリサイクル食器を機内に導入します。

エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスの食事で使用される何百万もの古くなった破損した食事サービスアイテムは、フライト後に収集され、洗浄され、損傷がないかチェックされ、ドバイの施設に輸送されて粉砕され、再処理され、新しい皿、ボウル、トレイに製造されます。

これらの品目はエミレーツ・フライト・ケータリングに送られ、空での何千もの食事に再び使用されます。

新しいトレイ、キャセロール、スナック皿、ボウルは、約2パーセントの再利用材料（リサイクル品）を含む可能性があり、航空会社の機材で再び使用される予定です。

この航空会社は、航空業界にサービスウェアコンセプトを提供し、クローズドループ製造の専門家である deSter UAE とこのプロジェクトと提携しました。

航空会社は、すでに耐用年数を終えており、そうでなければ償却する必要があるプラスチック材料を再利用する予定です。

deSter のチームは、世界有数の循環経済企業を含む CE100 ネットワークのメンバーであり、持続可能な実践に対する世界的に認められた認証である Ecovadis から持続可能性評価「ゴールド」も獲得しています。

エミレーツ航空は、リサイクルのために製品を他国に送る際の二酸化炭素排出量を大幅に削減するという、エミレーツの大規模な要件を促進する準備ができた時点で、UAEの施設がdeSterと協力することを選択しました。

deSter 工場には、太陽光発電、水の効率的な使用、廃棄物の最小化に重点を置いた持続可能な設計原則も組み込まれています。

読む: エミレーツ航空、ドバイ発の便の紙の搭乗券を段階的に廃止